2008年度 ニュースインデックス
(研究成果 )
3月掲載
- 細胞内や生体内で狙ったたんぱく質だけ目印を付けることができる化学プローブ分子を開発(バイオイメージングやバイオセンサー構築がよりリアルに、容易に)
- ガス分子が情報をON-OFFする -光・磁気メモリー、高感度センサーの革新にむけた新しいスピントロニクス化学の展開-
- 体温調節機構における大きな謎-暑がり変異体を発見!-
- 直径12ナノのタンパク質かご分子: フェリチンが金属を吸込む謎を原子レベルで解明
- 不感時間ゼロの荷電粒子多重計測に成功 - XFELによる単分子構造解析に向けた大きな一歩 -
- 野生カニクイザルの母ザルは子どもが見ていると道具使用を大仰にしてみせることが明らかに
- ガンマ線ビームを用いて隠れた同位体の位置と形状の測定に成功
- サイト間電荷移動に伴う巨大な負の熱膨張を示す新物質を発見
- 禁煙成功の経済心理学的研究 - 禁煙に成功するのは忍耐強く、慎重な人 -
- 生きた細胞内のたんぱく質の構造と働きの観察に成功 - 細胞内たんぱく質の立体構造決定とヒト細胞でのたんぱく質観察の方法を開発 -
- 受容体分子によるシナプス形成誘導を発見
2月掲載
- 新規凍結保護物質(不凍ポリアミノ酸)を開発 安価で安全性の高い細胞や食品の凍結保存が可能に
- 半導体の主役に新機能:シリコンの巨大磁気抵抗効果を発見
- 宇宙の天気の鍵を握るは太陽のアネモネ(イソギンチャク)であることを発見
- ポータブル全反射蛍光X線分析装置の開発に成功
1月掲載
- 高感度炎センサの開発に成功 火災報知機や炎立ち消えセンサへの応用で安全・安心社会の進展に寄与
- タバコのニコチンを貯めるトランスポータ遺伝子を世界で初めて発見
- 腰椎手術に次世代型人工骨 - 腰痛、坐骨神経痛患者に朗報 -
- ペルオキシソームにおけるタンパク質輸送因子Pex14pの分子構造を解明
12月掲載
- 断続的飢餓による寿命延長の鍵を握る遺伝子を発見
- ジャケット型結晶を着たナノ孔物質からなる「分子ふるい」を合成 - サイズの異なるガス分子の分離が可能に -
- 筋細胞膜の修復タンパク質MG53を発見
- ヒトES細胞、新たに2株の樹立に成功
11月掲載
- 緑茶ポリフェノールを利用した新規抗がん剤の開発への期待!
- ジベレリン受容体の構造が明らかに~植物の自在な生長調節を可能にする「第2の緑の革命」の起爆剤~
- 精子幹細胞のニッシェ へのホーミングに関わる分子の同定
10月掲載
- 植物に抵抗性を誘導する昆虫由来エリシターの昆虫にとっての生理的意義を解明
- 細胞膜の「輸送体」が物質を輸送する巧妙な仕組みを解明
- ウイルスを用いずに人工多能性幹細胞(iPS細胞)樹立に成功
- 高分子の自己組織化現象を活用したナノパターニング基本技術を開発
- プロテイン・キナーゼAによるリン酸化は、APOBEC3Gの 抗HIV-1活性を調節する
9月掲載
- 次世代原子炉用被覆管材料「スーパーODS鋼」を開発
- 痛みを伝達するペプチドの卵巣に対する作用をホヤで解明
- 細胞分化を決定するゲノム中のメチル化塩基は、2重らせんの外に引き出されて認識される
- 太陽磁場活動望遠鏡(SMART)が捉えた太陽フレアに伴う3連続衝撃波
- 成体脳におけるニューロン新生の生理的意義の解明
8月掲載
7月掲載
- 大きな骨の欠損部の再建に効果的な足場材料を開発
- タンパク質の細胞内品質管理を担う新規還元酵素を発見
- 今西錦司と日本の霊長類学の60年
- 「双子」の巨大ブラックホール探査の新方法を発見
- 代表的な善玉菌であるビフィズス菌の増殖因子を発見
6月掲載
- 繁殖のお相手は自分と逆の「利き」
- ナメクジウオゲノム解読の成功により脊椎動物の起源が明らかに
- イオン輸送性ATPaseの輸送のメカニズムの一端を解明~骨粗鬆症やがん治療の理解に役立つ可能性~
- お好みの蛍光色素で薬物受容体を瞬時に標識:創薬研究への応用
- 交通シミュレーション・システムについて - 京都大学・日本IBM 共同研究成果 -
- 単球のTRPM2を介したケモカイン産生が炎症の増悪につながる好中球浸潤を引き起こす。
- 分裂酵母においてPot1とTpp1の複合体は、テロメアを保護しテロメアの長さを制御することを発見