指定国立大学法人としての取組

In other languages
文章を入れてください

指定国立大学法人に求められるもの

指定国立大学法人は、現在の人的・物的リソースの分析と、今後想定される経済的・社会的環境の変化を踏まえ、大学の将来構想とその構想を実現するための道筋および期間を明確化することが求められます。また、社会や経済の発展に与えた影響と取組の具体的成果を積極的に発信し、国立大学改革の推進役としての役割を果たすことが期待されます。

指定国立大学法人が備えるべき6つの要素

指定国立大学法人は、次の6つの要素について取組や目標を設定します。

  • 人材育成・獲得
  • 研究力強化
  • 国際協働
  • 社会との連携
  • ガバナンスの強化
  • 財務基盤の強化

京都大学の掲げる指定国立大学法人構想

本学は、上記「指定国立大学法人が備えるべき6つの要素」を踏まえ、創立以来築き上げてきた伝統を基礎に、新しい大学の在り方とその構想を打ち出し、現代の世界と人類が直面する多くの課題解決に向けて挑戦を続けます。

  • 分野を問わず極めて顕著な業績を有する研究者を中心に、世界最先端研究を推進するための研究拠点を組織し、独創的な研究を推進
  • 現地運営型研究室を世界各国に設置し、研究交流を土台とした教育・産学連携・人材交流を推進
  • 人種・民族・国境の壁を越えて、世界から多様な人材を獲得・育成するとともに広く人材を世界に輩出していく「頭脳循環」の仕組みを強化
  • 本学の独創的な最先端の研究やこれまで蓄積されてきた知を総動員することにより、世界に広がる社会課題についての研究を展開し、イノベーションを牽引
  • 多様な組織の自立性を尊重した強力な本部ガバナンスの徹底と迅速な施策の執行
  • 本学独自の収益事業によりコーポレート・ガバナンスを強化し、社会的価値創出の最大化を図り、本学の研究成果・知的財産の活用を促進
 
京都大学 指定国立大学法人構想概要に掲げた4本柱

詳細版はこちら

柔軟かつダイナミックな体制による知の創造

1.世界を先導する最先端研究の推進

2.On-site Laboratory

On-site Laboratory

高度で多様な頭脳循環の形成

学生対象

1.Kyoto iUP

Kyoto iUP(Kyoto University International Undergraduate Program)

2. 卓越大学院プログラムによる博士人材(「知のプロフェッショナル」)の育成

研究者対象

1. 白眉プロジェクト

京都大学白眉センター

新たな社会貢献を目指して

産官学連携

1. 産官学連携の新しい「京大モデル」の構築

社会への貢献

2. 人文・社会科学の未来形の発信

人と社会の未来研究院

取組の進捗状況について