監事ノート(6)(2006年4月24日)

監事ノート(6)(2006年4月24日)

原 潔

平成18年度監事監査計画

平成16年4月に監事に着任してから2年の任期を終え、あらためて本年4月から監事に就任することになりました。業務は継続していますが想いを新たにして監事に励みたいと思っています。

国立大学法人京都大学監事監査規程に基づいて平成18年度監事監査計画(PDF)を策定しました。監査対象の主要分野は中期目標、年度計画に記載されている業務ですが、このうち本年度は重点項目としては次の8項目について実施したいと考えています。

  1. 平成16年監事監査及び平成17年度監事監査で述べた監事意見への対応状況
  2. 学生に対する生活相談、就職支援・経済的支援・課外活動支援の実施状況
  3. 国際貢献・国際交流の組織的取組み状況
  4. 環境マネージメントの組織的取組み状況
  5. 危機管理への組織的取組み状況
  6. 施設マネージメントの組織的取組み状況
  7. 業務改善・組織改革に伴う内部統制の実施状況
  8. 産学連携・知財管理に関する業務の組織的取組み状況

まず、これまでの2年間の監事監査で述べた意見に対する対応状況を検証することおよび学生支援の改善については引き続き実施することによって監査の実効性を高めたいと考えています。続いて国際交流、環境マネージメント、危機管理、施設マネージメント、内部統制、産学連携の6項目は、新たな重点項目として組織的な実施状況の観点から監査したいと思います。

今年度は、重点項目のテーマごとにほぼ毎月、月の前半で実地調査をおこない、月末には、監査結果を報告できる日程を基本として監査室と連携して実施したいと思います。実地調査に当たっては、ご関係の方々にお世話になりますがよろしくお願いします。