監事ノート(2)(2005年3月10日)

監事ノート(2)(2005年3月10日)

原 潔

最近の監事業務の実施状況を紹介します。

  1. 国立大学法人京都大学監事計画にもとづいて監査業務を実施しています。本年度の臨時監査は、(1)教育、学生支援体制等(2)業務運営の改善・効率化および(3)労働安全衛生管理体制の整備の3項目について、12月から1月にかけて実地調査を行いました。その結果を現在、取りまとめ作業中です。定期監査は3月から6月にかけて実施します。
  2. 2月15日から20日までカリフォルニア大学本部、バークレー校、デービス校を訪ねて監査システムを中心に、大学運営システムや学生支援業務について調査してきました。その概要は、資料1にあります。監査を通じて大学業務の質の確保・向上に努めていることがよくわかりました。今後の監査業務に生かしたいと考えています。
  3. 国立大学法人等監事協議会が、昨年10月に設立されました。同時に近畿地区の14大学法人によって近畿支部が設置されました。3月4日に京都大学で第2回の近畿支部会が開催され、各大学における監事監査の実施状況、課題等について情報交換をしました。当日、京都大学監事監査計画と共に、「京都大学における監事監査業務の課題と今後の取組み」資料2を合わせて説明しました。

資料1カリフォルニア大学における監査システム及び関連業務に関する調査報告書(PDF) 

以前に掲載していたページは、「過去に掲載されたもの」をご覧ください。

資料2京都大学における監事監査業務の課題と今後の取組み(PDF)(48KB)