グローバリゼーションが進む世界のなかで、多文化理解や外国語の習得、そして地球環境への理解が求められています。本学では、このために若い学生の海外派遣を進めています。
国際交流科目は、その一環として本学学生の海外留学や、海外研修を促進するために平成17年度に開設された全学共通科目です。この科目は、海外で研修を行い、現地の自然・政治・経済・文化・歴史などの事情を学ぶことを目的とし、事前講義・現地大学での講義受講・現地研修などさまざまな形態から成り立ちます。現地研修は、10人から15人のグループで本学の教員が同行し指導します。また現地の提携大学の学生と教員が、交換に京都を訪問し日本について学ぶ研修も行っています。
国際交流科目は、年度ごとに提供を希望する学部・研究科あるいは研究所と国際交流推進機構が協力して企画する全学共通科目です。授業の特色として、夏季および春季休業期間中に集中講義として行われ、科目内容は現地研修および事前事後の講義等から構成されます。各科目は、半期2単位で拡大科目群として開講されます。開講科目は毎年異なりますので、全学共通科目履修の手引きを参照してください。
国際交流科目は、2005年から毎年複数の科目が開講され、これまでに、中国、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、米国などで実施されています。これらの科目に参加した学生達の多くが、それまでと異なる新しい世界観を持ち始め、さまざまな文化に対する理解を広げています。
2016年度実績科目一覧
2016年12月1日現在
プログラム・内容 | 留学先 | 留学期間 | 対象者 | 単位 認定 | 主催部局 | 関連リンク |
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変容する東南アジア-環境・生業・社会 | カセサート大学 (タイ) | 13日間 (2016年9月5日~17日) | 学部生 | あり※ | 農学研究科 | |
南仏伝統産地のワインビジネス戦略 | INRA、モンペリエ第一大学 (フランス) | 14日間 (2016年8月25日~9月7日) | ||||
東南アジアの再生可能エネルギー開発 | ヤンゴン大学 (ミャンマー) カンボジア工科大学 (カンボジア) | 14日間 (2016年8月14日~27日) | エネルギー科学研究科 エネルギー理工学研究所 | |||
暮らし・環境・平和-ベトナムに学ぶ-II | フエ大学 (ベトナム) | 16日間 (2016年8月6日~21日) | 地球環境学堂 | |||
ブータンの農村に学ぶ発展のあり方 | 王立ブータン大学シェラブツェ校 (ブータン) | 16日間 (2017年2月28日~3月15日) | 東南アジア研究所 | |||
Conflict Management [Global Water Issues] | Can Tho University (ベトナム) | 10日間 (2016年8月28日~9月6日) | 防災研究所 | |||
中国雲南省における持続的農業 | 昆明理工大学 (中国) | 10日間 (2016年9月20日~29日) | 農学研究科 |
※ いずれも全学共通科目として認定
2015年度実施報告
- 国際交流科目 ベトナム学生招へいプログラムを開催しました。(2016年2月15日~2月25日)
- 国際交流科目「Conflict Management (Global Water Issues) 」(ベトナム)を実施しました。(2015年9月2日~9月11日)
- 国際交流科目「ブータンの農村に学ぶ発展のあり方」を実施しました。(2015年8月30日~9月11日)
- 国際交流科目「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」を実施しました。(2015年8月28日~9月9日)
- 国際交流科目「東南アジアの再生可能エネルギー開発」の研修をチェンマイ(タイ)で実施しました。(2015年8月10日~8月21日)
- 国際交流科目「暮らし・環境・平和 -ベトナムに学ぶ- II」を実施しました。(2015年8月7日~8月22日)
- 国際交流科目 フランス・モンペリエ農業科学高等教育国際センター受け入れプログラムを開催しました。(2015年7月10日~18日)
- 国際交流科目 タイ・カセサート大学受入れプログラムを実施しました。(2015年5月25日~6月6日)