サマースクール「東南アジアの再生可能エネルギー開発」の研修をチェンマイ(タイ)で実施しました。(2015年8月10日~8月21日)

ターゲット
公開日

大学の世界展開力強化事業(「人間の安全保障」開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築)による、サマースクール「東南アジアの再生可能エネルギー開発」の研修をチェンマイ(タイ)で行いました。工学部・農学部・法学部の学生15名が参加しました。なお、この研修は国際交流推進機構との連携による国際交流科目として実施され、所定の要件を満たした場合、全学共通科目2単位が認定されます。

研修は大垣英明 エネルギー理工学研究所教授、石原慶一 エネルギー科学研究科教授、手塚哲央 同教授、飛奈裕美 人間の安全保障開発連携教育ユニット特定講師の引率により、チェンマイ大学(CMU)で実施しました。

この研修では、CMUの学部学生とともに、再生可能エネルギーについての講義と、小水力発電所・地熱発電所・バイオガスプラント・バイオマスプラントへの訪問を通して、各種エネルギーの基礎知識やタイにおけるそれらの利用状況、今後それらの利用を拡大するための社会的・経済的・政治的・技術的諸課題について学びました。

本学とCMUの学生とが3名ずつ5グループに分かれて、タイにおける再生可能エネルギー導入の実態や日本とタイの2050年のエネルギー状況予測などについてグループ研究を行い、成果発表を行いました。

また、ワット・プラタートドーイステープ等の寺院群、蘭農園、ボーサーン(紙製の傘工場)への訪問を通して、タイ北部の歴史と文化を学びました。

チェンマイでの研修は、本学・CMU双方の学生にとって、貴重な経験となりました。臨地研修を通して、エネルギーと環境についての生きた知識を得ることができました。

小水力発電所にて

グループプレゼンテーション

ワット・プラタートドーイステープにて

講義風景

エネルギー研究開発機構訪問

修了式