京都大学の交換留学プログラム(受入)の概要
京都大学は大学間学生交流協定を締結している大学(協定校)から2種類のプログラムにより交換留学生を受入れています。いずれのプログラムによっても、学生は1学期(6か月)間または2学期(12か月)間、京都大学で学ぶことができます。毎年12月と6月頃に、各協定校に募集要項を送付します。出願は派遣元大学の事務局を通じて京都大学に提出します。学生個人による直接出願は認めません。出願締め切りは4月入学には前年の9月、10月入学には同じ年の2月です。
1. 京都大学国際教育プログラム(Kyoto University International Education Program:KUINEP)
協定校の学部生が、国際高等教育院が英語で提供する全学共通科目を中心に履修するプログラムです。1学期につき7科目以上履修しなければなりません。7科目のうち日本語学習科目を2科目まで含むことができます(2020年4月入学者より適用)。各学部が提供する専門科目を履修することも可能です。
2. 京都大学一般交換プログラム
学部もしくは大学院が日本語で提供する科目を履修する(特別聴講学生)、又は科目履修をせず教員の指導の下で専門的研究のみを行う(特別研究学生)プログラムです。特別聴講学生は、学部生は7科目以上(うち日本語学習科目を2科目まで含むことができる)、大学院生は日本語学習科目を数えずに4科目以上を学期ごとに履修しなければなりません(2020年4月入学者より適用)。学部・大学院が提供する科目の多くは日本語で講義されますので、日本語能力が必要なケースが多いですが、大学院生で英語で講義される科目のみを受ける場合は英語能力さえあれば問題ありません。特別研究学生は、他の言語により指導が可能な教員さえ居れば日本語能力は不要です。特別研究学生になることができるのは大学院生のみです。
日本語学習科目
上記いずれのプログラムの参加者も、京都大学国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センターが提供する科目を受けて日本語を学ぶことができます。正規の全学共通科目として単位が付与されるものと、正規の教育課程外にあり単位が付与されないものがあり、特別聴講学生は単位が付与されるもののみ(2023年秋受入以降に適用)、特別研究学生は正規の教育課程外にあり単位が付与されないものしか受けられません。単位が付与される科目の成績は、他の科目の成績と同様に成績証明書に記載されます。
交換留学に関する問い合わせ
本学の交換留学プログラム(受入)に興味があり、所属大学が本学と大学間学生交換協定を結んでいる場合は、所属大学の関連オフィスにお問い合わせください。