盗難や交通事故にあった時の対応や自然災害への備えについて紹介します。
緊急連絡先(通話無料 24時間)
警察(盗難・犯罪) | 110番 |
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消防署(火事・救急車) | 119番 ※ |
※ 京都市では、日本語が話せない外国人居住者や観光客が消防車や救急車をよぶために119番通報すると、通訳(英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語の5ヶ国語)が対応することができます。
緊急電話へ連絡するときには、「いつ、どこで、何が起きたのか」をできるだけ正確に伝え、自分の名前と電話番号を言います。消防署119番に通報するときは、「火事」か「救急」かも伝えましょう。
京都市消防局 (外部リンク)
外出・就寝時の心得
- 外出や就寝時には、戸締り、電気、ガス、冬季の暖房の火の元(アイロン、台所のコンロ、暖房器具)などを点検しましょう。
盗難・紛失
- 盗難にあったら、110番(警察)に通報してください。
- 預金通帳やキャッシュカード、クレジットカードなどを紛失したり盗まれたりしたら、発行した金融機関にすぐに支払停止を申請しましょう。また警察にも届け出ましょう。
- 警察では、遺失届・盗難届証明書を発行します。この証明書は在留カード(外国人登録証明書)やパスポートの再発行手続の際等に必要となる場合があります。
交通事故
- 小さな事故でも、すぐに110番(警察)に連絡してください。
- 負傷者がいる時は、119番(消防署)に電話して救急車を呼び病院へ運びましょう。
- 外傷がなくても、後日に後遺症がでることもあるので、必ず病院で診察を受けてください。
- 事故の相手の名前・住所・電話番号・年齢・運転免許証番号・自動車の車両番号・加入している保険会社・保険内容を確認してください。
- 目撃者がいる場合は、その人の名前・住所・電話番号も聞いておきましょう。
京都府交通事故相談所 (外部リンク:日本語のみ)
Tel: 075-414-4274
地震・台風などの自然災害への防災対策
- 台風や大雨等の自然現象が原因で災害が生じる恐れのある場合、気象庁では防災気象情報を発表し警戒を呼び掛けます(例「注意報」、「警報」、「特別警報」など)。これらの発表は下記の気象庁Webサイトの他、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて確認できます。
- 避難時の通路には荷物を置かないでください。
- 睡眠中に頭に物が落ちてこないように家具を配置し、転倒防止のために固定しましょう。
- 非常のための食料品、飲料水、携帯ラジオ、懐中電灯、ろうそく、マッチ、救急医薬品等を準備しておきましょう。
- 避難場所や、はぐれたときの集合場所を、事前に決めておきましょう。小学校の運動場などが避難場所によく使われています。
- 避難場所や火事が起きた場所に関する質問は、消防署の相談電話(075-231-5000:日本語のみ)に問い合せてください。
緊急速報について
気象庁が緊急地震速報や津波・気象(大雨、暴風、大雪など)に関する特別警報を発令した場合、また国・地方自治体が災害・避難情報、全国瞬時警報システム(Jアラート)を発令した場合、テレビ・ラジオで警報が流れ、携帯電話にアラームとともに緊急速報メールが配信されます (au、docomo、Softbank、Y!mobileのみ対応。※ その他の通信事業者を使用の方は「Yahoo!防災速報」などの防災アプリ(日本語のみ)や観光庁が提供している「外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」」(英語、中国語、韓国・朝鮮語に対応)をご利用ください)。
緊急速報が流れたら、行政からの指示に従って落ち着いて行動してください。各速報は日本語のみで記載されていることが多いため、適宜翻訳アプリ(例:Google翻訳・Microsoft翻訳)等を活用されることをお薦めします。不明な点は周囲の人に尋ね、必ず内容を確認するようにしてください。また、日頃から居住地域や通勤・通学先の避難場所、避難経路を確認しておくようにしましょう。
気象庁 (外部リンク)
特別警報、暴風警報発令時の授業・試験
以下の1.または、2.の場合、授業休止または定期試験が延期になります。
- 京都市または京都市を含む地域に特別警報、暴風警報が発令された場合
- 公共交通機関が運休した場合
以下の1.または、2.のいずれかに該当する場合、休講等とします。
- 京都市営バスが全面的に運行を休止した場合
- 以下のうち3つ以上の交通機関が全面的または部分的に運休した場合
- JR西日本(京都線、琵琶湖線、湖西線、奈良線及び嵯峨野線)
- 阪急電鉄(河原町駅~梅田駅間)
- 京阪電鉄(出町柳駅~淀屋橋駅または中之島駅間)
- 近畿日本鉄道(京都駅~大和西大寺駅間)
- 京都市営地下鉄
特別警報、暴風警報の発令・解除、公共交通機関の運行休止・再開についてはテレビ・ラジオ等の報道機関で確認してください。授業および定期試験の実施については、KULASISや 「災害等に伴う休講等の措置等に関する取扱い」 を確認してください。
※ 休講措置等の取り扱いは、授業を開講している学部・研究科等により異なる場合があります。
被災したら
- すぐにガスなどの火元を消しましょう。
- ラジオやテレビから、正しい情報を入手しましょう。関西の主な都市(大阪・京都・神戸など)では、外国語ラジオ放送FMCocolo(76.5MHz)で、災害が起きたときの緊急放送などを聞くことができます(アジアの言葉を中心に17カ国語)。
- 徒歩で、荷物を最小限にして避難しましょう。
- 大規模災害が発生した際、多くの人が避難できる避難場所(避難所)が各地に開設されます。避難場所で様々な支援(食べ物や飲み物の無料配布、情報の提供等)を受けることができます。
- 自宅へ戻れない場合は、自分の国の在日大使館(領事館)と所属の学部・研究科等に連絡し、大学、大使館(領事館)の援助や家族からの問い合せに備えましょう。
FM Cocolo (外部リンク)
日本国外務省「駐日外国公館」 (外部リンク)
防災に関するリンク集
- 気象庁「緊急速報メールの配信について」 (外部リンク)
- 京都市情報館「避難所・広域避難場所・避難救助拠点マップ」 (外部リンク)
- 宇治市「地震・土砂災害・風水害ハザードマップ(宇治市くらしの便利帳) (外部リンク)
- 国土交通省 観光庁「災害時情報提供アプリ「Safety tips」の対応言語を14か国語に拡大」 (外部リンク)
- 京都市国際交流協会「緊急・災害のとき」 (外部リンク)
- 京都市防災危機管理情報館 (外部リンク)
- 「地震対応マニュアル(学生用)」 (PDF)