受講科目:From the Cradle to the Grave

今回自分が受けた授業は出生率や高齢化などに着目して人口統計における傾向を学んでいくというものだった。講義は小さな教室で20人強くらいの学生が参加していた。クラスに日本人は自分を含めて2人のみで、他は皆スタンフォードの学生であった。自分たちを含め、生まれや育ちもバラバラな学生が集まっており、まさに多様性を肌で感じることのできるクラスであったといえる。
この授業はスタンフォードの教授のもとで行われ、その形式は教授を中心に机をコの字型にならべるというものだった。この授業において普段受けている授業と最も異なっていた点は「双方向の授業形式」ということである。というのも、教授が話している途中でも学生たちから次々と質問が発せられ、その都度疑問が解消されていたからだ。その質問の数が本当に多く、最初の方の授業ではその積極性に驚くばかりであった。授業の課題に関しては、毎週3、4枚程度のレポートが課せられリーディングの課題が課されることもたびたびあった。また、テストの代わりに最終レポートがあったのだが、それは合計で23枚にも及ぶもので、完成させるのに多くの時間と労力を費やした。
この授業では慣れないことも多く大変なことも多々あったが、自分は来年交換留学を控えており、それにむけて自らを見つめなおすとても良い機会になったと思う。
(経B2)