受講講義:Contemporary Japanese Religion

冬学期はSJC学生が全体で10人ほどで、春学期に比べ小規模だそうです。人数が少ない分、教授と学生の距離が非常に近く、自由に発言や質問ができてとてもオープンな雰囲気でした。英語力にハンデのある僕にとって、この環境のおかげであまり萎縮することなくどんどん発言できたことは、今後への自信になりました。
講義名の通り、授業の内容は日本の宗教についてですが、どちらかというと現代日本人の宗教「観」を考察することに重きが置かれており、仏教や儒教等の思想を深く掘り下げるということはありません。そのため、日本独特の宗教観を肌感覚で知っている僕には、毎回日本人としての意見や経験を話すことが求められ、SJC学生も熱心に聞いてくれました。教授は日本在住20年の女性の方で、僕が英語で説明するのに苦労している時は毎回フォローして下さり、僕としては一種の安心感をもって授業に参加できていました。
また、この授業の特徴として、フィールド・トリップが非常に多く、講義期間を通して6~7回ほど京都や奈良の神社・仏閣を訪れました。ただの観光ではなく、教授の豊富な解説が付くので改めて勉強になるばかりでなく、SJC学生と仲良くなる機会にもなります。普段はリーディングとして、20~30ページのArticleを1~2本読む必要がありますが、テーマは日本人に馴染みが深いものなのでそれほど苦ではありませんでした。レポート課題については、数百字程度の軽いものが数回と、期末に1500字の大きめのものが1回求められました。
(経B4)

受講講義:Japanese Popular Culture

授業の進め方は、リーディングマテリアルに取り組んだり短期間に宿題を仕上げたりしなければならないなど、慣れない部分も多く課題はとても大変だった。また、受講生数が少なかったこともあり、プレゼンテーションなど普段の授業にかける負担も重かった。しかしながら、日本にいながらスタンフォードの学生と共に授業を受けるというのは私にとって非常に貴重な経験だった。英語力向上につながっただけでなく、レベルの高い環境に身を置くことで強い刺激を受けることができ、さらに視野を広げることにもつながった。
(法B2)