On-site Laboratoryを新たに3件認定しました

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 このたび、本学は、指定国立大学法人構想において取組の1つに掲げ、2018年9月に制度化したOn-site Laboratory事業について、今年度の学内公募・審査を行った結果、下表に示す3件を、2024年9月25日付で新たにOn-site Laboratoryとして認定しました。

 On-site Laboratoryは、海外の大学や研究機関等と共同で設置する現地運営型研究室で、海外機関等と活発な研究交流を行い、世界をリードする最先端研究を推進するとともに、優秀な外国人留学生の獲得、産業界との連携の強化等、大学への波及効果が見込める様々な取組の実現を目指し、本学が世界の有力大学に伍して第一線で活躍するための基盤や体制を強化することを目的としています。

 北米、東南アジア地域を中心に現時点で運営されている11件のラボに加え、今年度は、防災研究所の「地震・津波未災学国際Lab」(メキシコ合衆国および京都に設置)、医学部・医学研究科、医生物学研究所、高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の「京都大学・中国医薬大学研究施設」(台湾に設置)、高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)、化学研究所の「インテリジェント化学生命情報学イニシアチブ」(インドおよび京都に設置)の3件を認定し、計14件となりました。

 今後も、On-site Laboratoryとして認定された施設の活動を通して、本学の研究力、人材育成力の強化、および世界の有力大学に伍するだけの体制や基盤の強化につなげるとともに、我が国の成長とイノベーションの創出にますます貢献していきたいと考えています。

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認定された3件について

名称 【分野】
設置目的
実施部局 相手方機関 設置時期
地震・津波未災学国際Lab 【防災】
沈み込み帯における地震・津波災害の軽減に向けた学際的研究拠点の設立
防災研究所 メキシコ国立自治大学(メキシコ合衆国) 2024年11月
京都大学・中国医薬大学研究施設 【医学・創薬】
各種臨床試験の促進・臨床応用に向けた新規戦略の共同開発
医学部・医学研究科
医生物学研究所
高等研究院
物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)
中国医薬大学(台湾) 2024年10月
インテリジェント化学生命情報学イニシアチブ 【ケミカルバイオロジー・加齢関連疾患】
加齢関連疾患を理解し治療するためのインテリジェント医療ツールの開発
高等研究院
物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)
化学研究所
インド工科大学ルールキー校(インド) 2024年10月

詳細については、以下の概要資料をご覧ください。
On-site Laboratory活動概要

On-site Laboratory一覧(地図)

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