KCJS第26期受講生の参加報告書

受講講義:Minorities, migration and globalization in contemporary Japan

講義内容が面白かったです。見学したり、ゲストスピーカーの話しを聞いたりもできました。また、先生は講義テーマの分野について詳しく、なんでも丁寧に教えて下さり、勉強になりました。また、英語力も上達させることができました。語学留学でアメリカへ行ったことがありますが、留学より、KCJSを受講する方が、異文化交流や英語の勉強がはるかにできたと思います。宿題として、エッセイや論文を読んで、プレゼンテーションをすることが設けられていますが、英文1000単語以上は書いた経験がなく、最初は本当にしんどく、追いつけるかどうか心配していましたが、講義を受けているうちに、英語力がだんだん伸びて、しゃべることも、文章を書く事も、英語を使うことにだんだんと慣れてきました。特に、中間では1000字の小エッセイにも時間かかりましたが、講義の最後の時になると、2000字のFinal Paperにそれほど時間が掛からず、より伝えやすく書き方を工夫したり、同じ意味の単語を差し替えたりして、英文を書くこと自体もとても楽しめました。(工B4)

受講講義:Minorities, migration and globalization in contemporary Japan

私の参加した授業の内容は主に、日本にいるマイノリティのひとたちを過去から現在のまで個別に学んでいくというものであった。授業はまず、1時間程度、先生が講義をし、残りの30分は事前に配られた資料に基づいた学生による発表とそれに関したディスカッションに充てられた。前半の講義に関しては事前に資料が配られていたので、先生の話す速度も許容範囲内であった。一方で後半は話についていくのが大変だった。学生は先生よりも話すスピードが速く、しゃべり方もいろいろだからである。それゆえ、あらかじめ資料を読み込む必要があったので、そこに関しては負担が大きかったと思う。また、レポート課題もテストがない分多かった。800字のレポートが2本と2000字のレポートが1本で、2000字のものに関しては今まで書いたことがなかったのでとても苦労したが、計画をしっかり立て、文献をしっかり読み込めば無理なものではないと感じた。学期の最後にはまとめとしてグループによる15分間のプレゼンテーションを行った。京都大学の授業ではなかなか体験できないものだった。(理B2)

受講講義:Japan Film Culture

今回の授業の中で、モノクロからカラー、実写からアニメショーンまで幅広く日本映画を見ました。その中でも、1930年代の京都を舞台にする古い映画の「祇園姉妹」や、2001年の現代都市を背景とする「GO」などがありました。毎週の授業は2パートに分かれており、第1パートでは、先生は資料を配り、映画の背景などについて説明していくつかの質問を出します。その後みんなで映画を見て、先生の質問を中心にディスカッションも重ねて自分の答えを述べます。様々な映画を見ましたが、映画のテーマは男女差別、人種差別の内容が多く、毎週の映画を見終わったあとには様々の考え方を聞けて、これらの映画をきっかけに、アメリカの学生達と意見の交換ができることは非常に良いと思いました。この授業を通して、日本文化の他にもアメリカ文化についての理解を深めることができました。(工M1)