監事ノート(1)(2008年6月26日)

監事ノート(1)(2008年6月26日)

平井 紀夫

 4月に監事に就任し、すでに3ヶ月が過ぎようとしています。平成20年度監事監査計画の策定、総長・理事ヒアリング、京都大学の実情把握のための部局訪問、平成19年度定期監査のための関係部門ヒアリングと定期監査報告書の作成などに追われ、大変短く感じた3ヶ月でした。今後監事監査の区切りごとに監事ノートを出させていただきますが、今回は平成19年度定期監査の報告平成20年度監事監査計画の報告をいたします。
 監事監査の役割は、大学の実態を把握し、現実から京都大学の理念の実現に近づく道を見出していくことであると考えています。この視点に立って、定期監査を通じて把握した京都大学の実情に対して、マネジメントの基本に立ち返り、京都大学の価値向上につながると考えることを監事意見として述べています。関係部門がこれらの意見を検討され、積極的かつ具体的な取組をされるよう期待しています。
 また、平成20年度の監事監査計画を策定いたしましたので、報告させていただきます。監事監査は、京都大学監事監査規程に基づき実施するものですが、本年度は、「大学の価値向上」と「大学の社会的責任の推進」にフォーカスし、監査を進めていきたいと考えています。早速7月から監事監査計画に基づき臨時監査をスタートいたします。また、京都大学の実情把握のため引き続き部局を訪問させていただきます。関係部局の皆さんのご協力をお願いいたします。