研究公正のためのオンラインツールiThenticateの導入について

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本学では「京都大学研究公正推進アクションプラン」を制定し、研究倫理教育を推進しています。

このアクションプランに基づき、研究論文等の剽窃・盗用等の不正行為への防止対策を行うため、平成27年度より、剽窃チェックツール(iThenticate)を導入しています。

令和3年7月より当該ツールを利用できる者の範囲を拡大するとともに、1人当たり年間20論文までとしていた制限も撤廃する等、さらなる利用の促進を図っています。

iThenticateとは

iThenticateとは自身の研究成果や著作物の内容を、既存の公開情報(学術フルテキストデータベース)と照合し、独自性を検証するオンラインツールです。

詳細は、以下のWebサイトを参照ください。
iThenticate | 学術研究用の剽窃チェックツール | Turnitin

利用できる者の範囲

教員・研究者(大学院生を含まない)
(研究公正eラーニングプログラムの必須受講者)

日本学術振興会特別研究員については、PD、RPD、SPD、CPDに限ります。
具体的な範囲(職名等)は、研究公正研修のよくある質問(FAQ)をご確認ください。

利用方法

事前申し込み制となっています。
以下の申し込み記載事項をすべて記載の上、メールにてお申し込みください。
申し込みが集中した場合、利用開始までに日数を要することがあります。

申し込み記載事項

  1. 氏名(漢字表記)※氏名の漢字表記がない場合は不要
  2. 氏名(ローマ字表記)
  3. 所属部局
  4. 職名
  5. SPS-IDまたはECS-ID
  6. 全学メールアドレス ※@kyoto-u.ac.jpもしくは@st.kyoto-u.ac.jpが含まれるもの
  7. 連絡用E-mailアドレス ※同上であれば省略可

申し込み先

研究推進部研究推進課
E-mail: integrity-el*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

  • ECS-IDの方(日本学術振興会の特別研究員を除く)は、所属(関係)部局で利用できる者にあたることを毎年確認します。
    所属(関係)部局の担当掛にご相談ください。部局経由での申し込みになります。

操作手順

iThenticate京都大学専用ログインサイトから、アカウント作成時に決められたユーザー名とパスワードでログインしてください。

詳しくは、操作マニュアルをご参照ください。

注意点

  • 利用できる論文数に、制限はありません。
  • 利用は本学における研究活動上の論文等(指導する大学院生の学位論文や大学院生のレポート課題の確認も含む)に限ります。
  • 退職等で、対象者でなくなる場合は利用できません。
  • 画像データ等の文字以外の内容は、比較・検知できません。
  • 評価の結果、既出の論文等と類似性が高いことが、すぐに盗用を示すものではありません。評価結果については必ず内容を確認し、適切な表示による引用や研究の独自性等の確認を補助するための参考ツールとしてご利用ください。
  • 継続導入・利用者枠の拡大等の検討のため、利用頻度・活用状況・利便性等に係るアンケート等を実施する場合がありますので、その際はご協力方よろしくお願いします。

サポート

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窓口:英語・日本語のどちらでもお問い合わせいただけます。
E-mail:tiisupport*turnitin.com(*を@に変えてください)