新ジャーナル「万博学／Expo-logy」を創刊しました

　佐野 真由子 教育学研究科教授が主宰する万博学研究会は、年1回発行の新ジャーナル「万博学／Expo-logy」を創刊しました。

　万博学研究会は、2010 年の上海万博をともに視察した小さなグループを端緒とし、徐々に規模と内容を拡充しながら活動を続けてきました。これまでに、佐野教授の編著により 2 冊の共同研究論集「万国博覧会と人間の歴史」（思文閣出版、2015 年）、「万博学――万国博覧会という、世界を把握する方法」（同、2020 年）を出版しています。

　この度の「万博学／Expo-logy」の創刊は、「万博学」という研究視座のより広い共有と継承を願い、準備に数年を要する大部の論集に比し、研究成果をコンスタントに発信しうる媒体を構想したものです。今後、掲載原稿のラインナップ、とくに特集テーマの積み重ねを通じて、「万博学」の可能性をさらに浮かび上がらせていくことを狙いとしています。

関連リンク

　万博学研究会ウェブサイト