みんな電力との共同研究「電力カラーリング」で特許を取得ー世界初の試みー

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 梅野 健 情報学研究科教授は、株式会社UPDATERの再生可能エネルギー事業「みんな電力」との周波数による無線電力のカラーリング(識別)に関わる共同研究において、3月7日に特許を取得しました。

 梅野教授は、2019年からみんな電力株式会社(現:株式会社UPDATER)と共同研究を開始し、カオスCDMAによる無線電力の符号化や磁界共振の共振周波数を数種類に振り分けることで、「電力の虹」のように無線電⼒の送り分け(無線電⼒カラーリング)が実現できることを発⾒しました。なお周波数による無線電力のカラーリング(識別)の実証には世界で初めて成功しています。

 今回の特許は本研究のこれらの技術の基本コンセプト部分とその無線電力カラーリング技術を活用した新しい電力給電システム・サービスに関わるものであり、「給電装置および電力給電システム」としてみんな電力株式会社と共同特許申請・取得に至ったものです。

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図 無線電力カラーリング用カオス符号の例(長さ563の場合)。カオス符号は基本無限個作成可能。

 

研究者情報
メディア掲載情報

日本経済新聞(5月3日 14面)に掲載されました。

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