伊藤公一朗 経済学研究科リサーチフェロー、井上飛鳥 薬学研究科教授、小俣ラポー 日登美 白眉センター/人文科学研究所特定准教授が第21回(令和6年度)日本学士院学術奨励賞を受賞

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 このたび、伊藤公一朗 経済学研究科リサーチフェロー、井上飛鳥 薬学研究科教授、小俣ラポー 日登美 白眉センター/人文科学研究所特定准教授の3名が、第21回(令和6年度)日本学士院学術奨励賞を受賞することになりました。

 同賞は、優れた研究成果をあげ、今後の活躍が特に期待される若手研究者に対して与えられるもので、日本学術振興会賞を受賞した研究者の中から6名以内が選ばれるものです。

伊藤公一朗 経済学研究科リサーチフェロー

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伊藤リサーチフェロー

伊藤リサーチフェローは、2004(平成16)年京都大学経済学部卒業、2005(平成17)年にブリティッシュ・コロンビア大学大学院経済学修士課程修了し、2011(平成23)年、カリフォルニア大学バークレー校で経済学の博士号を取得しました。同年からスタンフォード大学経済政策研究所研究員、2012(平成24)年から京都大学経済学研究科のリサーチフェロー(現職)、2013(平成25)年にボストン大学ビジネススクール助教授、2015(平成27)年にシカゴ大学ハリス公共政策大学院助教授、2019(令和元)年から同大学准教授、2024(令和6年)から同大学教授となり、現在に至っています。

今回の受賞題目は「地球環境問題に関する理論的および実証的経済学研究」です。

井上飛鳥 薬学研究科教授

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井上教授

井上教授は、2004(平成16)年に東京大学薬学部を卒業、2006(平成18)年に東京大学薬学系研究科の修士課程を経て、博士課程在籍中の2008(平成20)年に東北大学薬学研究科助手、2014(平成26)年に東京大学にて薬学の博士号を取得しました。同年に東北大学助教、2016(平成28)年に同大学准教授、2022(令和4)年に東北大学薬学研究科教授、令和6(2024)年は京都大学薬学研究科教授と東北大学を併任(クロスアポイント)し、現在に至っています。

今回の受賞題目は「Gタンパク質共役型受容体のシグナル多様性の統合理解と選択的操作」です。

小俣ラポー 日登美 白眉センター/人文科学研究所特定准教授

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小俣准教授

小俣准教授は、2003(平成15)年に東京大学文学部卒業、2005(平成17)年にストラスブール大学大学院D.E.A課程、2007(平成19)年に東京大学大学院人文社会系研究科の修士課程修了、2016(平成28)にフランス国立高等研究実習院にて宗教文献学の博士号を、同年にフリブール大学にて歴史学の博士号を取得しました。2021(令和3)年より、京都大学白眉センター/人文科学研究所特定准教授となり、現在に至っています。

今回の受賞題目は「近世から近代にかけてのカトリック文化圏における日本人(特に殉教者)像の形成と波及の歴史的過程の分析」です。

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日本学士院学術奨励賞の受賞者決定について | 日本学士院