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京都大学On-site Laboratory「地震・津波未災学国際Lab」の発足を記念し、2024年11月29日に、メキシコ国立自治大学において開所式を行いました。地震・津波未災学国際Labは、本年9月にOn-site Laboratoryに認定されたもので、メキシコ国立自治大学内および本学防災研究所内の双方に設けられた共同研究室を活用して双方の研究者の往来と交流を行います。
開所式には、メキシコ国立自治大学の関係者に加えて、本清耕造 在メキシコ日本国大使、小林千晃 国際協力機構(JICA)メキシコ事務所長、エンリケ・ゲバラ・オルティス メキシコ国立防災センター総局長、ホセ・アルフレド・ガルバン・コロナ メキシコ外務省メキシコ国際協力開発庁メキシコプロジェクトオペレーション総局長らも出席しました。本学からは、河野泰之 副学長との堀智晴 防災研究所長が出席しました。
続いて行われたシンポジウムでは、メキシコ国立自治大学の研究者に加えて、コロンビア、コスタリカ、エルサルバドルの研究者らも登壇し、本学On-site Laboratoryとの連携のあり方と今後の期待について、多くの議論が交わされました。堀所長、伊藤喜宏 防災研究所准教授、中野元太 同助教らも、1990年代から現在に至るまでのメキシコ国立自治大学と防災研究所との地震・津波国際共同研究の経緯と成果について発表し、地震・津波未災学国際Labを拠点としてメキシコ国立自治大学とのさらなる国際共同研究を推進するとともに、中南米諸国の研究機関との国際共同研究へ展開していくことへの期待を述べました。
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