2024年9月26日、ウクライナ学生受入れプログラムの新規参加学生16名が来日しました。
本学では、ウクライナの危機的状況が続くなかで、2022年4月6日付け湊長博 総長名の「ウクライナからの学生受入れについて」に基づき、本学の学術交流協定校である、キーウ⼯科⼤学およびタラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学からの学生受入れを表明しています。
2024年9月27日に実施したオリエンテーションには、2024年10月より本プログラムに参加する新たに来日した学生16名と、すでに本学で学んでいる本プログラムの継続学生2名が参加しました。本学留学生としての諸手続きの説明のほか、ウクライナ学生受入れプログラムの職員や学生ピア・チューターの自己紹介、またウクライナ学生同士の自己紹介の時間を設け、終始なごやかな雰囲気で進めました。その後、本学での学生生活に馴染んでもらうため、学生ピア・チューターによるキャンパスツアーを実施し、百周年時計台記念館や附属図書館などの学内施設や、留学生向けにアドバイスを実施している「きずな」アドバイジングラウンジなどを訪れました。
本学で受入れたウクライナ学生に対しては、多方面から多くの寄附をいただいた「ウクライナ危機支援基金」を活用し、日本への渡航費用や毎月の生活費支援を目的とした奨学金の支給を実施しています。学内でのサポートについても、学修面においては各学生に学修指導等を行うメンター教員を配置するとともに、学生が英語による授業の履修だけでなく、日本語の学修もできるよう、学生のレベルに応じたクラスを提供しています。また、学生ピア・チューターや担当職員による日々の相談や手続き等のサポートを行っています。
本学では、今後も学生が安心して学修を継続できるよう、サポートを続けていきます。
関連リンク
- ウクライナからの学生受入れについて(2022年4月6日付)
- ウクライナ情勢への対応