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京都大学では、3月8日付け「ウクライナ情勢に係る本学の方針」において、ロシアによるウクライナ侵攻で影響を受けている学生や大学・学術機関関係者への支援、特にウクライナからの学生の受入れについて発表したところですが、ウクライナの危機的状況が続くなかで検討を行い、このたび、まずはウクライナにおける本学の学術交流協定校(キーウ(キエフ)⼯科⼤学及びタラス・シェフチェンコ記念キーウ(キエフ)国⽴⼤学)に対して、学生受入れを表明し、本学において一時的に受け入れて、学習及び研究環境を提供したいと考えております。
併せて、本学では、ウクライナからの学生に対する一時的受入れを可能とする特別措置(授業料免除等を含む)を実施するとともに、必要な生活支援については、ウクライナからの避難者に対する積極的な支援を発表している京都府及び京都市と連携しながら実施していく予定です。加えて、更に必要な経済的支援を実施するために、特別基金「ウクライナ危機支援基金」を立ち上げ、寄附募集を開始したところです。
本学でのこうした取組みが、ウクライナの大学で学ぶ学生の未来に繋がる有用な学習及び研究の機会となり、本邦におけるウクライナ支援の一助となれば幸いです。
京都大学総長
湊 長博