公開講座 京大知の森(令和6年度春季)を開催しました

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 公開講座 京大知の森(令和6年度春季)を、2024年4月27日に、国際科学イノベーション棟シンポジウムホールにて開催しました。

 公開講座 京大知の森は、京都大学の知を広く学内外の人々に向けて発信するため、2023(令和5)年秋から開催している公開講座です。研究者の手引きのもと、講演や討論を通して多様な研究分野をもつ京都大学の「知の森」に分け入り、研究の面白さや意義をお伝えすることを目的としています。

 第2回となる今回は、社会における関心の高まりを受け、メインテーマを「人生100年の道のり-「老い」の見方を変える-」として、月浦崇 人間・環境学研究科教授による「生涯学:加齢観の刷新をめざす学際的研究」、近藤祥司 医学研究科准教授による「老化と対話する医療から新しい健康概念へ ~寿命の進化論的考察より」と題した2つの講演を実施しました。

 また、坂本龍太 東南アジア地域研究研究所准教授を交えたパネルディスカッションを行い、脳科学や認知機能、医療、ブータンでのフィールドワークなど、講師それぞれの研究と専門的見地から、老化をめぐる様々な側面や「老い」の新たな捉え方について探りました。

 当日は251名の参加があり、参加者からは、「最先端、臨床の場で研究されている先生方の話を伺えて勉強になり、思考が深まった」、「今までは「老い」についてマイナスなイメージがあったが、少しポジティブに考えてみようと思えた」などの感想が多数寄せられました。

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講演する月浦教授
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講演する近藤准教授
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パネルディスカッションの様子(1):坂本准教授のプレゼン
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パネルディスカッションの様子(2) :会場の様子

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本講演内容は後日「KyotoU Channel」にて配信します(5月下旬頃予定)。申し込み不要でどなたでもご覧いただけます。
KyotoU Channel

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