2023年度 京都大学高大連携事業 大学院生等(学びコーディネーター)による授業を実施しました

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 高大接続・入試センターでは、高大連携事業の一環として、全国の高等学校を対象に学びコーディネーター事業を実施しています。本事業は、本学大学院生(博士後期課程)およびポストドクターの協力を得て、全国の高校生を対象に研究紹介の授業を行うものです。高等学校における探究活動やキャリア形成等の支援、大学院生等への教育機会の提供を目的として実施しています。

 今年度は68名の大学院生等による協力のもと、10月4日~12月22日の期間中、出前(対面)授業およびメディア(Zoomによる)授業を全国52校において実施し、延べ約5,700名の高校生が受講しました。

 受講した高校生からは「答えが見つかっていない問いを研究し続ける奥深さを知り、感動した。高校生である今から、様々な事象に目を向け、自分の興味や疑問を大切にしていきたい」、「授業を通じて学んだ研究のプロセスや発表の仕方を、探究活動に活かしたい」、「大学院生がとても楽しそうに研究について話をされていたので、自分も好きなことを追究してみたいと感じた」、「大学でどのような研究をしたいか考えながら、日頃の勉強に取り組もうと思った」等の感想が寄せられました。

 授業を担当した大学院生等からは、「授業を準備する過程で、専門的な研究内容を高校生にも分かりやすく、かつ本質的なアイデアを損なわずに説明する力が身についた」、「自身の研究が社会の中でどのような位置づけにあり、社会に還元するためにどのような工夫が必要であるかを考える契機になった。また、高等学校の先生方のような教育に携わる方々との交流が、研究と社会を繋げる一端になると実感した」、「今後はより広く社会に自身の活動を説明できるよう、研究に向き合っていきたい」等の声が聞かれました。

 高大接続・入試センターでは、今後も全国の高校生に向けて様々な高大連携事業を展開していきます。

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授業の様子1
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授業の様子2
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授業の様子3
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授業の様子4
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授業の様子5
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授業の様子6

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2023年度学びコーディネーター事業 実施状況一覧