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公開講座 京大知の森(令和5年度秋季)を、2023年12月10日に、国際科学イノベーション棟シンポジウムホールにて開催しました。
公開講座 京大知の森は、京都大学の知を広く学内外の人々に向けて発信するため、2023(令和5)年秋から開催する公開講座です。研究者の手引きのもと、講演や討論を通して多様な研究分野をもつ京都大学の「知の森」に分け入り、研究の面白さや意義をお伝えすることを目的としています。
記念すべき第1回の今回は、メインテーマを「ChatGPTの衝撃 -可能性と脅威-」として、黒橋 禎夫 情報学研究科特定教授/国立情報学研究所長による「ChatGPTの仕組みと社会へのインパクト」、鈴木 晶子 名誉教授/理化学研究所客員主管研究員による「ヒューマン・トランスフォーメーション(HX)の新段階」と題した2コマの講演に加え、講師による対談を行いました。
当日は262名の参加があり、対談中に行った質疑応答では参加者から鋭い質問が寄せられ、生成AIの仕組みや人間との関係性についての関心の高さがうかがえました。
参加者からは、「ChatGPTが学習するのはあくまでもネット上の情報で、そこに真実が必ずしもあるわけではないので、使う者が賢くなる事が大事なのだと思いました」、「これから生成AIとの付き合い方を真剣に考えていかなければならない、使いこなせるようにならなければならないと思います」、「新たな気づきがあり参加して良かったです」などの感想が多数寄せられました。
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本講演内容は後日「KyotoU Channel」にて配信します(2024年1月下旬頃を予定)。申し込み不要でどなたでもご覧いただけます。
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