高大接続・入試センターでは、高大連携事業の一環として、全国の高等学校を対象とした学びコーディネーター事業を実施しています。本事業は、本学大学院生(博士後期課程)およびポストドクターの協力を得て、全国の高等学校を対象に授業を行うものです。高等学校における探究活動やキャリア形成等の支援、大学院生等への教育機会の提供を目的としています。
今年度は、9月1日~12月16日の期間中に全国47の高等学校で授業を実施し、延べ約6,000人の高校生が参加しました。
受講した高校生からは、「今回の授業で学んだことを現在取り組んでいる探究活動に活かしたい」、「授業を聞いて、大学進学後、自分の好きなことを深く学ぶことがとても楽しみになった」、「大学での研究について知ることができ、将来は自分の好きなことを研究してみたいと思った」等の感想が寄せられました。
授業を担当した大学院生からは、「高校生向けの授業は今回が初めてだったが、高校生に研究内容を分かりやすく伝えるために、自分の研究をより広い視野で捉えることに繋がった。高等学校の先生方から目指す教育をお聞きし、今の高等学校の教育現場を体感できたことは大きな収穫で、今後の教育研究活動等に活かしたい」といった声が聞かれました。
高大接続・入試センターでは、今後もさまざまな高大連携事業を展開していきます。
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