第16回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました

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 第16回東南アジアネットワークフォーラム「Carbon Neutral Urban Design and Manufacturing」を2022年9月12日に、カンボジア・プノンペンにて開催しました。本フォーラムは、本学元留学生等による現地同窓会と連携して開催しており、前身の東南アジアフォーラムから数えると34回目となります。

 今回は、カンボジア京都大学同窓会、インドネシア京都大学同窓会(HAKU)、京都大学ASEAN拠点、学術研究支援室(KURA)(現:学術研究展開センター(KURA))およびエネルギー理工学研究所の協働により開催し、現地の政府関係者や学術関係者のほか学生や一般参加者も含め47人が出席しました。

 縄田栄治 ASEAN拠点所長の司会の下、フォーラムの冒頭では、稲垣恭子 理事・副学長(オンライン参加)、在カンボジア日本国大使館 久保朋子 参事官、カンボジア産業科学技術イノベーション省 Hul Seingheng 局長、カンボジア王立農業大学 Ngo Bunthan 学長、カンボジア工科大学 Po Kimtho 学長、カンボジア京都大学同窓会 Sovannroeun Samreth氏、インドネシア京都大学同窓会(HAKU) Suharman Hamzah 会長による開会挨拶に続き、京都大学エネルギー科学研究科 石原慶一 教授、カンボジア教育・青年・スポーツ省科学研究局 Chea Sinat氏、カンボジア気候変動局 Hak Mao 局長が基調講演を行いました。

 また、京都大学東南アジア地域研究研究所 小林知 教授がモデレーターをつとめ、カンボジア同窓生による活動報告が行われました。その後、本学卒業生であるカンボジア王立農業大学土地管理学部 Hor Sanara 副学部長、国際連合工業開発機関 Rey Sopheak 国際プロジェクトコーディネーターと2名の基調講演者(石原教授、Chea Sinat氏)が「Carbon Neutral Urban Design and Manufacturing」をテーマにパネルディスカッションを行いました。参加者からは熱心な質問が寄せられ、盛況のうちに閉会しました。

 フォーラム終了後には、カンボジアおよびインドネシアの同窓生と本学関係者の交流会が開催されました。京都大学同窓会から沼田英治 総長特別補佐がオンラインで参加し、同窓会支援活動について紹介した他、海外同窓会活動のさらなる発展に向けて現地同窓会の方々と意見交換を行いました。

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稲垣理事の開会挨拶
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石原教授の基調講演
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第16回東南アジアネットワークフォーラム会場の様子