「こころ学研究インターンシップ」プログラムを実施しました。（2019年7月15日～8月7日）

公開日

2019年09月05日

人間・環境学研究科共生人間学専攻は、こころの未来研究センターと連携して、「こころ学研究インターンシップ」プログラムを実施し、国立台湾大学、モスクワ国立大学、ブリティッシュコロンビア大学、カンザス州立大学、ブータン王立大学から7名の大学院修士課程学生、学部学生の受け入れを行いました。このプログラムは「ワイルド＆ワイズ共学教育受入れプログラム事業」の一環として行われたもので、本学の学生との共同研究プロジェクトを進めながら、こころをその社会、文化、歴史的文脈の中で理解することを目的としています。

プログラム期間中、留学生はアドバイザー教員の研究室でこころに関する実験研究、調査研究を本学の学生と協力しながら進めました。また、毎週金曜日の午後にはセミナーを実施し、研究の進捗状況を報告するとともに、互いに議論を深めました。8月6日には研究成果の報告会を行いました。

また、日本文化を学ぶ機会として、7月18日に妙心寺春光院にて座禅体験を行い、7月23日には、内田由紀子こころの未来研究センター教授による文化心理学に関する講演会を英語で実施しました。さらに、8月5日には、こころの未来研究センター連携MRI研究施設の見学会を行いました。

本プログラムは留学生、本学学生双方にとって、研究活動実践を通して、文化的背景の違いによるこころの多様性と普遍性を体験的に理解する貴重な機会となりました。