公開日
本学と京都市立芸術大学の主催で毎年開催している「クロックタワーコンサート ~京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後~」を百周年時計台記念館にて開催しました。
今回は、「コンサート&レクチャー “古典?『新』古典!?”」と題し、 解説・指揮に 粟辻聡 京都市立芸術大学音楽学部非常勤講師、同じく指揮に同大学院指揮専攻の佐々木奏平さんを迎え、同大学アカデミーオーケストラによる演奏が行われました。
はじめに赤松玉女 京都市立芸術大 学長と森田正信 理事による開会挨拶があり、続いてE.グリーグの「ホルベルク組曲」作品40から前奏曲、J.ハイドンの交響曲第6番「朝」およびI.ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」が披露されました。曲の合間には、奏者の感想を交えた粟辻講師のレクチャーもあり、最後の楽曲が終わると、若さ溢れる清々しい演奏に、観客より惜しみない拍手が送られました。熱気と余韻に包まれたまま、コンサートは終了しました。
参加者からは、「初夏にぴったりな爽やかな曲ばかりで、聴いていて心地良かった」、「初めて聞く曲ばかりでしたが、学生のみなさんの堂々とした演奏に感動した」、「曲の隠された視点を気付かせてもらい、よかった」、「解説を聞いてからオーケストラの演奏を聞くとさらに興味がわき、細部にわたって楽しむ事ができた」、「ステージバックの新緑が美しく、演奏を盛り上げていた」などの感想が寄せられました。