公開日
1981年にアジア初のノーベル化学賞を受賞された福井謙一博士の生誕百年を記念する行事として、彬子女王殿下御臨席のもと、メモリアルシンポジウム及び記念式典を、百周年時計台記念館百周年記念ホールにおいて挙行しました。
メモリアルシンポジウムでは、田中勝久 福井謙一記念研究センター長の挨拶に続き、福井謙一博士とノーベル化学賞を共に受賞されたRoald Hoffmann博士、2000年にノーベル化学賞を受賞された白川英樹博士、古川安 化学史学会前会長の3名が、記念講演を行いました。
メモリアルシンポジウムには、本学教職員のほか、学術関係機関・学会・産業界等から参加があり、一般参加者等もあわせて、350名を超える参加がありました。参加者は、各講演に熱心に耳を傾け、たいへん好評を得ました。
記念式典では、山極壽一 京都大学総長の式辞に続き、彬子女王殿下よりおことばを賜り、山脇良雄 文部科学省文部科学審議官、西脇隆俊 京都府知事(山下晃正副知事代読)、門川大作 京都市長(岡田憲和副市長代理)及び里見進 日本学術振興会理事長より祝辞がありました。
記念式典終了後、引き続き国際交流ホールにて祝賀会を開催しました。祝賀会は、森迫清貴 京都工芸繊維大学長による祝辞に続き、曾我直弘 元京都大学工化会会長による乾杯の発声により始まりました。会場では和やかな雰囲気のなか、福井博士の思い出等に話が弾み、同行事は盛会のうちに終了しました。
関連部局