「災害を知り、災害に備える -九州の近年の災害とこれから-」を開催しました。(2018年10月2日)

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福岡市にあるアクロス福岡の国際会議場にて、京都大学防災研究所公開講座(第29回)を開催しました

今回は、防災研究所がとくに力を入れて調査に取り組んでいる九州における課題、2017年九州北部豪雨、気候変動(福岡の渇水問題)、2016年熊本地震、桜島火山、以上4つのテーマのもと、9名による講演の後、聴衆からの質問を受けての総合討論を行いました。

本講座は、豪雨災害、気候変動と渇水問題、内陸地震の発生、火山活動と広域火山災害を取り上げ、これらの災害を知り、備えるために最新の研究成果をもとに分かりやすく説明することにより、研究所の活動を広く知ってもらうという点でも大きな意義がありました。

今年は京都以外の地域での開催となりましたが、日頃から防災行政に携わる関係機関を始め、会場での受講者は234名、Ustream配信での視聴者は374名と沢山の方の参加がありました。今後は、京都はもちろん他地域での開催についても引き続き企画していく予定です。

各講師による総合討論

質疑応答で質問をする参加者

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