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高大接続・入試センターでは、「平成30年度高大連携事業 学びコーディネーターによる出前授業・オープン授業」を開始しました。
この事業は高大連携事業の一環として行われるもので、本学大学院生やポストドクターらを「学びコーディネーター」として高等学校に派遣して授業を行う「出前授業」、本学を訪問した高等学校の生徒達に対し授業を行う「オープン授業」の二つがあります。
今年度第1回目となる今回の出前授業では、山守瑠奈さん(人間・環境学研究科相関環境学専攻博士後期課程1回生)が、母校の埼玉県立川越女子高等学校に赴き、2年生30名を対象にして「海の生き物の多様性 ~海はワンダーランド~」をテーマに授業を実施しました。
授業終了後には、山守さんを囲んで京都での学生生活等について交流するひとときもありました。受講した生徒からは、「京都大学で自分の学びたいことを研究して、きらきら輝いている先輩のことを知ることができて、とても励みになりました」といった感想が寄せられました。
これまで学びコーディネーターとして授業を担当した大学院生やポストドクターは、研究内容の魅力を高校生にもわかりやすく伝えることができるように、それぞれ工夫したプレゼンテーションを行い、出前授業やオープン授業における経験を今後の教育研究活動にも活かしていきたいと意欲を高めています。
受講した高校生たちが、これを機会に高等学校での学びの大切さを実感していただくとともに、将来の進路に対する意識や本学への関心が高まることを期待し、今後も出前授業・オープン授業に取り組んでいきます。