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桂キャンパスCクラスターC3棟の講義室1と、遠隔会場(吉田キャンパス工学部3号館北棟1階N1講義室)にて第12回工学部教育シンポジウムを開催し、工学部教員等168名(桂キャンパス: 約113名、吉田キャンパス: 約55名)が参加しました。この工学部教育シンポジウムは、工学部教育のFD活動と教員相互の研修を目的として平成17年度より毎年開催しています。
第12回目となる今回は「学生の心のコンプライアンス」をテーマとして、初めに、中川純子 学生総合支援センター准教授が、「学生指導上のコンプライアンスと配慮:ハラスメント予防の観点から」の演題で、学生指導における問題点、取り組み方について、事例を基に紹介しました。
続いて、杉原保史 学生総合支援センター長、中藤信哉 同特定助教(カウンセリングルーム桂分室担当)が、「悩みを抱えた学生への対応:カウンセリングルームの現状」と題して、カウンセリングルームでの取り組みとその現状について紹介し、三ケ田均 工学研究科教授、服部篤史 同准教授が「英語を手段とする情報伝達と学生の充足感」の演題で、工学部で新たに取り組んでいる英語教育について、詳細な分析結果に基づく報告・提言を話題提供しました。
休憩を挟んで、工学部各学科の教員6名が「各学科の学生ケアの取り組み」として、それぞれの学科における事例を基に、その課題や提言などを発表しました。
各学科での取り組み事例に対して、学生総合支援センター長より直接意見を聞くことができるなど、終了予定時間を超えても熱のこもった活発なディスカッションが行われ、実り多いシンポジウムとなりました。
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