「京都大学ポスターセッション2024」を実施しました

ターゲット
公開日

 高大接続・入試センター主催による「京都大学ポスターセッション」を、2025年3月15日に、百周年時計台記念館国際交流ホールにて実施しました。本企画は、ポスター発表を通じて高校生が日頃の課題探究活動の成果を披露するもので、2017(平成29) 年度から通算8回目の開催となりました。

 今年は、全国の国公私立高校31校から140名が参集し、文系理系あわせて31テーマのポスターが出展されました。参加した高校生は、企画開催に向けた研究成果のポスター発表を堂々と行い、他校の発表にも真剣な眼差しで評価したり質問したりする姿が見られました。

 プレゼンテーション終了後、参加者全員による投票や複数の高校教員からの審査意見の結果、下記3校を優秀ポスター賞に決定しました。村上章 高大接続・入試センター長から参加生徒に対する全体講評があり、「私の高校時代には課題探究の時間もなければ、ポスターセッションという企画もありませんでした。ただ、高校生の時に見た五山の送り火、その時のその光景が未だに忘れられません。このことが京都大学に進学するという、大きな決断につながりました。友人の中には私と同じように、修学旅行で訪れた京都という場所が最初のきっかけだったと振り返る者もいます。こうした些細なきっかけでも、その後の人生を大きく左右する出会いがあるものです。皆さんにも小さなきっかけや出会いでも、大切にして高校生活を過ごしてもらいたいと思っています」と語りました。

 今後も高大接続・入試センターでは、様々な高大連携事業を実施していきます。

優秀ポスター賞 受賞校

京都市立堀川高等学校

研究テーマ

「マコデスペトラの葉脈が輝く意味と原理」

講評

特徴的な植物の葉の仕組みについて、科学的に分析をしてまとめあげられています。参加者投票でも高評価を得るなど、一貫して細かく企画を立てられていて実行に移せています。

受賞コメント

この度は優秀ポスター賞をいただき、ありがとうございます。
植物を観察するという趣味から始まり、そこで生まれた小さな疑問に対する自分なりの答えを導く過程が研究という形となって評価されたことを大変嬉しく思っています。
本研究はマコデス・ペトラの葉に焦点を当てたものですが、私自身ほかにもたくさんの植物の特徴や生態に興味を持っています。そのような魅力的な植物を今後も様々な形で多くの人に伝えられるように励んで参ります。

愛知県立旭丘高等学校

研究テーマ

「日本人の米飯摂取と循環器疾患発症リスクとの関連」

講評

コメ-疾患の関係が解明されれば、画期的な治療法が生み出されるかもしれません。未来志向が強く、意義のある研究であると思われます。遺伝情報についても、しっかり調べられています。

受賞コメント

このたびは貴重な賞をいただきありがとうございます。1年間を通して栄養疫学という学問分野に対する概念的な理解から統計やゲノムに関する専門的な知識まで幅広く学んできました。実際にデータを収集するのは研究の信頼性上困難である中、高校生としてどのような研究を行うことができるか試行錯誤を重ねてきました。研究にあたりご指導いただいた名古屋大学大学院医学系研究科予防医学分野准教授の田村高志先生に、この場をお借りして感謝申し上げます。

佐賀県立佐賀西高等学校

研究テーマ

「佐賀の規格外野菜を活用したビジネスの実現可能性を探る」

講評

コストの計算までされており、現実可能性が非常に高い研究内容です。県ごとに廃棄量を出して、それをビジネスプランにするという視点がすばらしい。

受賞コメント

この度は、優秀ポスター賞を頂き、大変光栄に思います。本校では、生徒主体のグループ探究活動を1年間で行っており、受賞したグループは経済学部を志望する4名で活動してきました。今回の受賞は、地元佐賀の規格外野菜に関する課題を農業面からだけでなく、経済面から持続可能なかたちで解決したいという熱意と行動力によるものだと思います。
結びに、本研究に協力して頂いたみなさま、評価していただいたみなさまに感謝申し上げます。

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ポスター発表の様子
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優秀ポスター賞を受賞した参加生徒代表