15th AUN and 4th ASEAN+3 Educational Forum and Young Speakers’ Contestに本学学生が参加しました。(2015年1月19日~25日)

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マレーシア国民大学(マレーシア セランゴール州)にて、「15th AUN and 4th ASEAN+3 Educational Forum and Young Speakers’ Contest」が開催され、本学の代表として、大矢隆紀 経済学部3回生、佐藤隆太朗 同3回生の2名が参加しました。

AUN(ASEAN University Network)とASEAN+3(日中韓)の主要行事であるこのプログラムは、将来ASEAN+3を牽引するリーダーの育成を目的として開催、加盟校の学部生の参加を毎年募集しています。今年は「Developing ASEAN+3 Economic Integrated Community: Issues on Gender Equality, Minority Groups, and Persons with Disabilities」というテーマに沿い、スピーチコンテスト、対話フォーラム等が1週間にわたる合宿形式で行われました。

Young Speakers’ Contestに参加した大矢経済学部学生のスピーチは、阪神淡路大震災の被災経験から、マイノリティの災害対策計画段階からの参加促進という論点を提示しました。Educational Forumでは各大学からの代表者による口頭発表の後、各国の意見・提案を全員でまとめ、最終的には共同声明を採択するといったサミット形式で行われ、佐藤経済学部学生の口頭発表では、孤独死問題対処をとりあげ、世界で生じる問題にASEAN+3という共同体としてどのように向き合っていくべきかを論じました。

本学代表の2名は、平成26年にそれぞれ英語圏への交換留学を経験しており、今回のフォーラム参加は、その経験で磨いた国際感覚と語学・発信能力を発揮するよい機会となりました。出発前に森純一国際交流推進機構長から本事業に関するレクチャーを受け、「のびのびとやってきなさい。」と送り出された二人は、12月からの十分な事前準備を基に発表を行って高い評価を受けました。

閉会セレモニーでは、大矢経済学部学生が参加者代表の1人として推薦され、参加者・関係者へ感謝の意を表すスピーチを行いました。ASEAN+3の未来を担う学生が集まって各国の相互理解を深め、友情を築く機会となった1週間のフォーラムは、盛会のうちに幕を閉じました。

本学では今後も、大学間国際ネットワークの各種プログラムへ代表学生を派遣し、世界の学生との交流を通じて切磋琢磨していける環境を支援していきます。

参加学生の報告

大矢隆紀 経済学部3回生

スピーチ大会やフォーラムはもちろん、それ以外の時間でも各国の学生と有意義な交流ができ、本当に素晴らしい経験になりました。参加メンバーは大舞台で 自身が持つ情報や経験を効果的に発信するという能力が非常に長けており、国際舞台での経験値の重要性を感じました。

今回の参加は自分の経験値を高める上でも非常に役立ち、今後も自分からこのような機会を持ち続けられるよう精進していきたいと強く感じました。

佐藤隆太朗 経済学部3回生

非常に濃密な時間を過ごし、沢山刺激を受けてきました。将来に渡って続けていきたい友人関係も生まれました。この一週間で得たことは、これからの就活や人生において大変有意義になると考えています。

フォーラムで最後に採択する共同声明はASEANの事務局に提出されることもあり、緊張感と責任感を持って取り組みました。また、開催大学の学生がバディとして各国代表の生活をサポートしてくれ、参加者同士の楽しい時間も過ごせました。

スピーチコンテストでの大矢経済学部学生

フォーラムで発表する佐藤経済学部学生

Closing Ceremony & Dinner(参加者は各国の民族衣装を着用)

クアラルンプールでのCultural Excursion(半分は学生ヘルパー)

Educational Forumの様子

参加者集合写真

関連リンク

国際交流推進機構(AUN、ASEAN+3 UNet 紹介ページ)
http://www.opir.kyoto-u.ac.jp/koryu/u_rengo/aun/