京都大学は徳島県教育委員会および徳島市教育委員会との連携に関する協定を締結しました。（2014年8月5日）

※ 「右側の写真説明」を修正しました。（2014年9月10日）

京都大学と徳島県教育委員会および徳島市教育委員会との連携協定に関する締結式を、京都大学で挙行しました。

本学では、徳島県の高等学校から個別にいただいた大学見学や模擬授業の要望に、積極的に協力してきましたが、さらに幅広く高大連携事業を展開するために、本学と徳島県教育委員会および徳島市教育委員会とで協議を重ねた結果、本協定の調印に至りました。

この協定は、大学および高等学校における教育の課題に関し、連携して教育および研究の充実、発展に資することを目的としています。また、覚書では、本協定に基づき本学の教育および研究活動の理解を深め、徳島県教育委員会および徳島市教育委員会が定めた連携指定校と教育の充実発展のための具体的な取り組みを始めることとしています。2014年度の徳島県連携指定校は徳島県立城東、城南、城北、城ノ内、徳島北、徳島科学技術、富岡東、富岡西、海部、川島、阿波、脇町、池田、徳島市立高等学校の14校となっています。

協定式には、本学からは、松本紘 総長、淡路敏之 理事・副学長、高見茂 理事補、前平泰志 教育学研究科教授、小川順 農学研究科教授、惣脇宏 総長主席学事補佐が出席し、徳島県教育委員会からは松重和美 委員長、佐野義行 教育長、徳島市教育委員会からは石井博 教育長、井上薫 徳島市立高等学校校長、生駒佳也 同校教諭が出席されました。松本総長および佐野教育長、石井教育長が協定書に署名した後、固い握手を交わし、今後の協力について確認しました。

今後の具体的な取り組みについては、本学と徳島県教育委員会および徳島市教育委員会とで検討する予定です。なお、近畿圏以外の教育委員会との連携協力に関する締結は、東京都・石川県に次いで3件目となります。