本学と奈良県との教育分野の連携に関する協定および覚書に関する締結式を京都大学吉田キャンパスで挙行しました。
本学では、奈良県の高等学校から個別にいただいた大学見学や模擬授業の要望に、積極的に協力してきましたが、さらに幅広く高大連携事業を展開するために、本学と奈良県とで協議を重ねた結果、教育分野の連携に関する協定の調印に至りました。
この協定では、大学および高等学校における教育の課題に関し、連携して教育および研究の充実、発展に資することを目的としています。また、覚書では、本協定に基づき本学の教育および研究活動の理解を深め、奈良県が定めた連携校と教育の充実発展のための具体的な取り組みを始めることとしています。このことにより、私立高校等も含まれることとなりました。2014年度の奈良県の連携校は、奈良女子大学附属(国立1校)、帝塚山、東大寺学園、奈良学園、天理、智辯学園、智辯学園奈良カレッジ、西大和学園、奈良学園登美ケ丘、聖心学園(私立9校)、奈良、平城、高田、郡山、畝傍、青翔(県立6校)、一条(市立1校)の計17校となっています。
協定式には、本学からは、松本紘 総長、淡路敏之 理事・副学長、中村佳正 理事補、森脇淳 理事補、高見茂 理事補が出席し、奈良県からは、荒井正吾 知事、野村正樹 地域振興部長、吉田育弘 同県教育委員会教育長が出席されました。松本総長、荒井知事が協定書および覚書に署名した後、固い握手を交わし、今後の協力について確認しました。また、連携校の先生方も出席されました。これからの具体的な取り組みについては、本学と奈良県とで相談・検討のうえ、決定する予定です。
協定書署名の後、握手をする左から荒井知事、松本総長 |
本学、奈良県、連携校関係者 |