本学と和歌山県教育委員会との連携に関する協定を締結しました。(2014年3月25日)

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本学と和歌山県教育委員会との連携協定および覚書に関する締結式を百周年時計台記念館で挙行しました。

和歌山県教育委員会とは2011年3月に、京都大学教育学研究科と連携協定を締結して、和歌山県の教育の充実・発展と教育学研究科の研究・教育の推進をめざし、教員の派遣、研究協議、本学への研修ツアー等を通じて、高校生に多様な学びの機会を提供してきました。こうした取り組みをもとに、高大接続を強めていく視点も盛り込みながら、幅広く高大連携事業を展開するために本学と和歌山県教育委員会とで協議を重ねた結果、さらに一歩進めた本協定および覚書の締結に至りました。

この協定では、大学および高等学校における教育の課題に関し、連携して教育および研究の充実、発展に資することを目的としています。また、覚書では、本協定に基づき本学の教育および研究活動の理解を深め、和歌山県教育委員会が定めた連携指定校と教育の充実発展のための具体的な取り組みを始めることとしています。2014年度の和歌山県連携指定校は橋本、那賀、向陽、桐蔭、海南、耐久、日高、田辺、新宮の9校となっています。

協定式には、本学からは、松本紘 総長、淡路敏之 理事・副学長、前平泰志 教育学研究科長、中村佳正 理事補、森脇淳 理事補、高見茂 理事補、惣脇宏 総長主席学事補佐、中村務 生物環境システム工学研究所代表取締役研究所長が出席し、和歌山県教育委員会からは、西下博通 教育長、田村光穂 学校指導課長が出席しました。松本総長、西下教育長が協定書および覚書に署名した後、固い握手を交わし、今後の協力について確認しました。

これからの具体的な取り組みについては、本学と和歌山県教育委員会とで相談・検討のうえ、決定する予定です。

なお、教育委員会との連携協力に関する締結は、大阪府教育委員会、滋賀県教育委員会、兵庫県教育委員会、京都府教育委員会、京都市教育委員会に続き6件目となります。


協定書署名の後、固い握手を交わす松本総長(右)と西下教育長(左)

連携協定締結式に出席した(前列左から)田村学校指導課長、西下教育長、松本総長、淡路理事・副学長、中村所長、(後列左から)惣脇総長主席学事補佐、中村理事補、前平研究科長、森脇理事補、高見理事補