総合人間学部は、人間と文明と自然との新たな結びつきを見出す「人間の学」の創出をめざしています。この学問的追究を通して、高い倫理性と幅広い視野から創造的かつ持続的に諸問題と向き合い、多様な人々と協働しながら問題解決のためのリーダーシップを発揮する人材の育成を目的としています。これを達成するため、以下の点に到達した者に学士（総合人間学）の学位を授与します。
- 総合人間学部が提供する学際的な学問の場において、人文科学・社会科学・自然科学を横断する幅広い知識と教養を身につけていること。
- 他者や異文化に対する理解を深めた上で、自らの見解を形成し、それを他者に伝える豊かなプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力、人々の意見をまとめるリーダーシップを培っていること。
- 多様な学問分野を学ぶ中で、自らの知的な核となる特定の専門分野を選択し、その理解を深めていること。
- 主たる専門分野とは異なる、もう一つの分野も系統的に学ぶことによって、人間・文明・自然に対する、多角的な視点や柔軟な発想力を培っていること。
- 卒業論文・卒業研究において、問題の設定からその解決方法の提示に至る研究過程に取り組み、一定の成果を上げていること。