本ポリシーは、「京都大学基本理念」、「京都大学の教職員像」に基づき、京都大学(以下「本学」という。)が世界に輝く研究大学であるために、職員一人ひとりの主体的行動と自律的成長を促進していく必要な人事の在り方の方向性を示すものになります。
1. 職員に求める資質・使命
職員は、協調性を重視して相互に認め、高め合いながら、大学経営のプロフェッショナルとして、グローバル化に対する大学の円滑な運営と発展に資するために中心的な役割を担い、教員とともに本学の両輪として機能し、教育力・研究力をさらに飛躍させる必要があります。
2. 職員の採用・配置方針
採用チャネルを多様化し、本学の最高のパフォーマンス発揮に寄与できる人材を求めます。職員一人ひとりの適性を見出し、本学が最高のパフォーマンスを常に発揮し続けられるよう、職員の多様性(ダイバーシティ)の推進とその調和を目指した配置を行います。
3. 職員の育成・循環方針
人事交流や人事異動、これまで培った知識と経験を一層深化させる機会を提供することで本学を俯瞰した視点でとらえ、多様な視点から課題を解決し、社会の期待に応える大学経営を担う人材を中長期的な視点で育成します。
4. 職員の評価・処遇に関する方針
業務に対する取組や行動(能力発揮)を自ら振り返り、マネジメント層(管理職相当)からのフィードバックを通して、能力開発や更なるモチベーションの向上を図ります。さらに、意欲と能力ある者に対して早期登用や、チャレンジングな処遇を促進します。