「留学生のための防災講習会」を開催しました(2024年秋学期)

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 国際・共通教育推進部留学生支援課では、2024年10月30日、京都府国際センターとの共催で、左京消防署の協力のもと「留学生のための防災講習会」を開催しました。

 講義では、講師としてRudy Salgarolo 一般社団法人多文化共生NETWORK代表理事をお招きし、講義を行いました。日本で災害時に発出される警報レベルの説明があり、非常用持出バッグの準備やハザードマップを使って避難所・避難場所を事前に確認しておくことなど日頃からの備えについての話がありました。続いて、今回初の試みとなるVRを使った災害疑似体験を行いました。参加した留学生たちは、大きな地震が発生した時、室内がどのような状況になるのかを疑似体験し、身の安全の確保の仕方を学びました。

 次に、左京消防署の指導のもと、煙避難訓練用のテントを使い、火災が発生した時の対応や避難体験を行いました。煙が充満し視界が遮られた状況下では、腰をかがめ姿勢を低くして視界を確保すること、煙を吸い込まないよう、口を手や布で覆うことなどを学びました。また、水消火器を用いた操作訓練では、普段使用する機会のない消火器を実際に操作しました。

 参加した留学生たちは、今回の講習会を通して、「災害に備える」という防災への意識に加え、災害が発生した時に「まだ大丈夫だろう」と楽観視せず、最悪の事態を想定し行動することの大切さを学びました。

 本講習会は、参加者が今後日本において安全な留学生活を送るうえで、非常に有意義なものとなりました。

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講義の様子
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VRを使った災害疑似体験
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煙避難訓練1
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煙避難訓練2
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水消火器操作体験