本学では、2023年7月13日に「2023年度さくらサイエンスハイスクールプログラム」の訪日団を受け入れ、大学紹介や研究室訪問等を実施しました。
さくらサイエンスハイスクールプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、海外から最優秀の高校生を招へいして、日本の最先端の科学技術やトップの科学者と接する機会を提供するプログラムです。今回は、インド・モンゴル・ソロモン諸島から高校生・引率教員合わせて51名が参加しました。
はじめに宮川恒 副学長(国際高等教育院担当)が歓迎の挨拶を行い、その後、留学生支援課吉田カレッジオフィス総括掛の職員が京都大学およびKyoto iUP(Kyoto University International Undergraduate Program)の紹介を行いました。続いてSCHMOECKER Jan-Dirk 工学研究科准教授、KHAYYER Abbas 同研究科准教授が、工学部地球工学科国際コース(ICP)の説明を行いました。また本学の留学生2名が本学での体験談を披露しました。
その後、高校生は3つのグループに分かれ、吉村成弘 生命科学研究科准教授、奥村英之 エネルギー科学研究科准教授、川山巌 同研究科准教授の研究室を訪問し、研究機器や実験装置の見学を行いました。高校生は、教員からの最先端研究についての説明に熱心な様子で耳を傾け、実際に研究の様子を見学して、大いに感銘を受けていました。
最後に、高校生は杉浦邦征 工学研究科教授による説明の下、百周年時計台記念館の免震構造を見学しました。高校生は、大地震の教訓を踏まえた研究や免震の仕組みに興味を持ち、教員に対して活発に質問をしていました。
本学では、今後もこのようなプログラムを通じて日本の科学技術や日本留学への関心を高めるとともに、海外から優秀な留学生を積極的に獲得するため、本学の魅力を海外の高校生に発信していく予定です。