「日本と南仏におけるワインビジネス展開」プログラムを実施しました。(2020年2月16日~22日)

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農学研究科では、「日本と南仏におけるワインビジネス展開」プログラムを実施し、南フランスの モンペリエ農業科学高等教育国際センター(Montpellier SupAgro)より受け入れを行いました。本プログラムはワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環として実施されました。

農学研究科とモンペリエ農業科学高等教育国際センターは、これまでにも研究や教育にて協力関係を築いており、2015年には部局間学術交流協定を締結しています。本プログラムでは同校より学生12名と教員5名を1週間に渡り受け入れ、参加者は日本のワインビジネス、食や観光などを学ぶスタディトリップに参加しました。本学からはILASセミナー(海外)「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」でモンペリエ農業科学高等教育国際センターを訪れた学生らもプログラムに合流し、交流を深めました。

プログラム初日は日本における伝統芸能の見学、2、3日目は本学への表敬訪問および京都府の支援を受けてのバラ寿司体験、京都府内にある天橋立ワイナリーや丹波ワインにて研修を行い、 日本のワイン醸造について学び ました。その後、モンペリエでも知られている堀場製作所(滋賀県)を訪問し、計測機器等について学びました。

4、5日目は山梨大学と連携し、マルス山梨ワイナリー、同大学ワイン科学研究センターおよび発生工学センター、キリンディスティラリー(静岡県)へのフィールドトリップを実施し、日本の気候風土に合わせたブドウ生産やワイン醸造、その他アルコール飲料文化の普及について学びました。

6日目にはカタシモワイナリー(大阪府柏原市)、月桂冠酒造やタキイ種苗(京都市)を訪れ、醸造や食と種子の結びつきについて学びました。最終日には、日本のワインビジネスの課題やその解決策を議論するワークショップを兼ねた報告会を行いました。

天橋立ワイナリー(京都)

キリンディスティラリー(静岡)

カタシモワイナリー(大阪)

ワークショップ

堀場製作所(滋賀)