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アフリカ地域研究資料センターおよびアフリカ学際研究拠点推進ユニットは、稲盛財団記念館にて、欧州キヤノン財団と共催でRegional Fellow Meetingを開催しました。
本学と欧州キヤノン財団は、2017年度から「欧州キヤノン財団-京都大学 日本・アフリカ研究者相互派遣プログラム」を実施しています。本プログラムは、 アフリカの大学・機関で研究を行う本学の研究者および本学で研究を行うアフリカの協定校からの研究者を対象に派遣・受入の助成金を提供しています。 3年目となる今年、欧州キヤノン財団が隔年で実施しているRegional Fellow Meetingを本学で開催することになり、同財団が実施する日欧間の相互派遣事業における過去の採択者も含め、約70名が参加しました。
会議の冒頭では、本学を代表して重田眞義 国際担当理事補が歓迎の挨拶を行いました。続いて、古市剛史 霊長類研究所教授が「ボノボからわかるヒトの進化」と題した基調講演を行い、半世紀にわたる野生ボノボの研究成果について述べました。古市教授は、自著に触れながら、同じ類人猿であってもボノボとチンパンジーでは、友好的、敵対的な集団間関係を築く点が大きく異なると、現地の映像とともに説明しました。
José Fernandez 欧州キヤノン財団理事は、今後も欧州、アフリカを目指す日本の若手研究者に同プログラムへ積極的に応募していただきたいと期待を述べました。
関連リンク
- 欧州キヤノン財団-京都大学 日本・アフリカ研究者相互派遣プログラム
www.africaunit.kyoto-u.ac.jp/news/20180922_1078/
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