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公益財団法人京都府国際センター主催の「京都市市民防災センター研修」に本学の外国人留学生ら45名が参加しました。
本研修は2018年秋より本学の留学生向けにも開催され、いつ起こるか分からない地震や台風、水害等の自然災害に備えるために、外国人留学生へのガイダンスの一環として、参加を推奨しています。2019年の春は2回開催し、5月16日(木曜日)は15名、18日(土曜日)は30名が参加しました。
第1部では、京都市市民防災センターで強風体験、地震体験、避難体験に参加しました。強風体験では、風速32メートルの強風下における行動の困難性を体験しました。地震体験では、震度4~7の横揺れを体験し、地震発生時の心構えと日ごろの備えについて学びました。避難体験では、ホテル火災がリアルに再現され、普段経験できない煙の中での避難行動を体験しました。
第2部では、京都府国際センター職員による防災講習会が行われ、災害情報を得るのに有効な情報源(ウェブサイトや携帯アプリ)の紹介や災害用語の説明がありました。その後京都市の避難所地図を見ながら自分の住んでいる場所の避難所を確認したり、消防への電話の仕方をロールプレイングにより学びました。
参加者は、体験を楽しみながらも真剣に、災害に対する備えについて勉強することができました。