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今回の京都大学未来フォーラムは、法学部卒業生の村尾和俊 西日本電信電話株式会社代表取締役社長を講師に迎え、百周年時計台記念館において開催しました。
「激変する情報通信市場と新たなチャレンジ」と題した講演の中で村尾代表取締役社長は、「トンツー・もしもし」から始まったわが国の情報通信の歴史や、通信技術に関する豆知識について、資料を紹介しながらわかりやすく説明しました。そして、NTTが民営化による競争導入や技術革新によるサービスの多様化、料金の低廉化、市場の拡大の歴史を経て、現在では観光、教育、健康・福祉、農業など、さまざまなものにICT(情報通信技術)を関連付けて、便利で豊かで安全な社会作りに貢献する企業に大きく変わろうとしていると語りました。
参加者からは、「電電公社からのNTTの脱皮の変遷をたどることができて、とても勉強になった」、「ICTの活用でモノとモノがつながり、生活が豊かになる新しいビジネスはとても革新的で今後の社会に多くの利益をもたらすと感じました」、「外国人観光客や医療、離島での活用などICTは多岐にわたって活用できるものだとわかった」などの感想が寄せられました。