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高松士朗 医学研究科特定助教と松村謙臣 近畿大学主任教授を中心とする研究グループは、約1万症例の固形がんのDNAデータから遺伝子変異の特徴を解析し、あらゆる固形がんを8種に分類する新たなプログラム「GS-PRACTICE」を開発しました。さらに、免疫チェックポイント阻害剤による治療を受けた固形がん患者のデータを解析し、この分類によって、免疫チェックポイント阻害剤の有効性を予測できることを証明しました。
本研究成果は、2022年7月22日に、腫瘍、免疫学領域の国際的な科学雑誌「Journal for ImmunoTherapy of Cancer」にオンライン掲載されました。
書誌情報
【DOI】
https://doi.org/10.1136/jitc-2022-004831
【KURENAIアクセスURL】
http://hdl.handle.net/2433/275649
【書誌情報】
Shiro Takamatsu, Junzo Hamanishi, J B Brown, Ken Yamaguchi, Koji Yamanoi, Kosuke Murakami, Osamu Gotoh, Seiichi Mori, Masaki Mandai, Noriomi Matsumura (2022). Mutation burden-orthogonal tumor genomic subtypes delineate responses to immune checkpoint therapy. Journal for ImmunoTherapy of Cancer, 10(7):e004831.
メディア掲載情報
産経新聞(7月27日 26面)および日刊工業新聞(8月4日 22面)に掲載されました。
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