国際高等教育院では、海外の大学間学生交流協定締結校に本学学生を約2週間派遣する短期派遣プログラムを実施しています。このたび、2025年3月5日から3月17日にかけ、15名の学生がオーストリアのウィーン大学にてスプリングプログラムに参加しました。
第3回となる本スプリングプログラムは、長年本学との学術交流を推進してきたWolfgang Mazal ウィーン大学教授が中心となり、「Multidisciplinary Academic Seminar: Vienna 1880-1938 - Glory and Tragedy」というテーマで実施されました。政治、都市化、音楽などの異なる学術的観点から、19世紀後半から20世紀前半における激動期のウィーンについて考察を深める構成になっています。
現地では、各分野の専門家による講義に加え、1365年創立のウィーン大学や周辺の歴史的建造物も視察しました。同大学の創立記念日3月12日には市中心部にあるシュテファン大聖堂における式典に参加し、またオーストリア=ハンガリー帝国の時代からある国会議事堂の内部を見学するなど、本プログラムでしか体験できない貴重な経験を得ることが出来ました。
国際高等教育院では、夏(8~9月)と春(2~3月)に東アジア、東南アジア、欧州の協定校にて、全学共通科目「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を含む短期派遣プログラムを提供しており、長期留学への準備や、初めて海外の大学で学ぶ機会としても活用できます。海外留学に関心のある本学学生の積極的な履修を期待しています。



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