国際高等教育院では、海外の大学間学生交流協定締結校に本学学生を約2週間派遣する全学共通科目キャリア形成科目群「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を実施しています。このたび、2025年2月16日から3月2日にかけ、7名の学生がインドネシア大学にてスプリングプログラムに参加しました。
渡航前には、事前語学授業と共同発表に向けたセミナーを実施しました。インドネシア大学到着後は、海外学生向けのインドネシア語プログラムに参加し、語学授業だけでなく、伝統音楽ガムランの演奏実習や伝統建築が保存されているテーマパークへも訪問しました。共同発表では、学生がそれぞれの専門分野での関心に合わせたテーマを選び、「都市部における公共交通機関の利用状況」、「日本とインドネシアの入試制度」など、両国でのアンケート等を通じて比較する調査を実施しました。他にも、共同発表を通じて親睦を深めた現地の学生と一緒に放課後の時間を過ごすなど、本プログラムでしか体験できない貴重な経験を得ました。
国際高等教育院では、夏(8~9月)と春(2~3月)に東アジア、東南アジア、欧州の協定校にて、短期派遣プログラムを含む全学共通科目「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を提供しており、長期留学への準備や、初めて海外の大学で学ぶ機会としても活用されています。今後も、海外留学に関心のある本学学生の積極的な履修を期待しています。



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