国際高等教育院では、海外の大学間学生交流協定締結校に本学学生を約2週間派遣する全学共通科目キャリア形成科目群「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を実施しています。このたび、2025年2月13日から28日にかけ、5名の学生がタイのチュラーロンコーン大学にてスプリングプログラムに参加しました。
渡航前には、語学学習でタイ語を学びつつ、共同発表の準備のためチュラーロンコーン大学の学生と本学学生がオンラインで協議し、各グループの発表テーマについて意見を出し合いました。現地では、初級のタイ語講座、タイの仏教文化・歴史を学ぶ講義やタイ料理を学ぶ料理教室のほか、古都の遺跡があるアユタヤ歴史公園にも実地研修として訪問しました。
共同発表は、チュラーロンコーン大学で開講されている「日本の現代民俗学」の授業の一環として、本学学生と現地の学生が5つのグループに分かれて発表を行いました。発表テーマは「わが町の神様、伝説」や「学生にとってご利益のあるパワースポット」など、両大学の学生が実体験を交えながら両国の風習や神話を紹介し、類似点や相違点について議論しました。
国際高等教育院では、夏(8~9月)と春(2~3月)に東アジア、東南アジア、欧州の協定校にて、短期派遣プログラムを含む全学共通科目「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を提供しており、長期留学への準備や、初めて海外の大学で学ぶ機会としても活用されています。今後も、海外留学に関心のある本学学生の積極的な履修を期待しています。



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