第19回ホームカミングデイを、 リアルイベントとオンラインのハイブリッド形式で開催しました。リアルイベントは2024年11月2日に開催し、あいにくの雨にもかかわらず、同窓生(卒業生、修了生、元教職員)、教職員、学生、一般の方などのべ4,304名が参加しました。オンラインでは、開催当日の動画配信や過去のアーカイブを12月末まで公開する予定です。
百周年時計台記念館百周年記念ホールでは、午前に講演会、午後に音楽会を行いました。講演会は湊長博 総長の挨拶に始まり、歌声合成技術VOCALOIDの生みの親として知られている剣持秀紀 氏(工学研究科・1993年修了)による講演を行いました。VOCALOIDとインターネットの発達により日本のポピュラー音楽シーンが劇的に変化したことについて、VACALOIDの概要を説明しながらの講演に、卒業生や在学生だけでなく、中学生や高校生を含む若い世代からも多くの参加がありました。音楽会では、交響楽団による木管・金管・弦楽器のアンサンブル演奏、グリークラブの合唱、京大合唱団・同窓会合唱団による合唱を行い、それぞれに大きな拍手が沸き起こりました。
百周年時計台記念館国際交流ホールでは、「人生100年時代」の資産活用セミナーと、「京都大学アカデミックデイ×ホームカミングデイ2024」を行いました。「人生100年時代」の資産活用セミナーは、三井住友銀行より講師を招いて2部構成で行われ、ライフプランに合わせた人生設計や、安心とゆとりの準備について説明がありました。今年初めての実施となった「京都大学アカデミックデイ×ホームカミングデイ2024」では、本学の研究者と参加者がちゃぶ台を囲んで膝詰めで対話するなど、大人も子供も楽しめる企画を行いました。
クスノキ周辺で開催した「くすのき逸品マルシェ」では、農学研究科附属農場および附属牧場、本学ゆかりのお店や企業による商品販売、キッチンカーなど15店舗が参加し、雨の中で行列ができるなど賑わいました。
本部構内、吉田南構内に設置された各スポットを巡るスタンプラリーでは、大雨の中、家族連れなどたくさんの参加があり、スタンプを集めた参加者には、景品として特製トートバックを配布しました。
施設見学では、総合博物館、附属図書館、尊攘堂を無料で一般公開し、また、抽選で同窓生に向けて清風荘の見学を行いました。
その他、今年は百周年時計台記念館京大サロンにて同窓生による書道、写真、イラスト等を展示する「展示サロン」の実施や、生協食堂ではホームカミングデイ特別メニューや生協パフェが提供されました。
次回のホームカミングデイは、2025年11月1日に開催する予定です。