ベトナム国家大学ハノイ校への短期派遣プログラムを実施しました

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 国際高等教育院では、学際融合教育研究推進センターアジア研究教育ユニットと協力し、海外の大学間学生交流協定締結校に本学の学生を約2週間派遣するプログラムを含む全学共通科目キャリア形成科目群「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を実施しています。このたび、2024年9月8日から22日にかけ、8名の学生がベトナム国家大学(VNU)ハノイ校にてサマープログラムに参加しました。

 当該科目では渡航前に1週間の語学学習と共同発表に向けた準備を行い、ベトナム・ハノイでの滞在に臨みました。本学学生は、前半をVNU外国語大学、後半をVNU人文社会科学大学で過ごし、初級のベトナム語講座に加え、ベトナムの歴史や社会に関する講義を受講しました。また、ユネスコ世界文化遺産に登録されているチャンアンや伝統的建築が残るドゥオンラン村など、ハノイ近郊での実地研修にも参加しました。

 最終日には、本学学生とVNUの学生が4つのグループに分かれ、現地で調査したテーマについて共同発表が行われました。なかには「日越の大学生の将来に対する意識調査」など、日本とベトナムの大学生双方にアンケートを実施し、将来観を比較する調査を発表するグループもありました。参加者からは「グループワークを通じて、現地の学生と授業外でも親睦を深めることが出来た」という感想が寄せられました。

 国際高等教育院では、夏(8~9月)と春(2~3月)に東アジア、東南アジア、欧州の協定校にて、短期派遣プログラムを含む全学共通科目「多文化教養演習 :見・聞・知@~」を提供しており、長期留学への準備や、初めて海外の大学で学ぶ機会としても活用できます。海外留学に関心のある本学学生の積極的な履修を期待しています。

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ドゥオンラン村での様子
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共同発表の様子
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VNUの学生との集合写真
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